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小鷹拓郎とこたか商店の最新情報 /// Takuro Kotaka and Kotaka Syouten's News
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  • クリスマスに山へ、海へ。新作撮影。
    [ 2008-12 -25 14:39 ]
  • パレスチナ自治区でサンタを待つプロジェクト(仮)
    [ 2008-12 -23 14:04 ]
  • うんこの写真。
    [ 2008-12 -21 16:40 ]
  • オリーブ畑を壊さないで。パレスチナ人自治区。
    [ 2008-12 -18 03:07 ]
  • イスラエルの聖地エルサレム。美人金髪ギャル兵士。
    [ 2008-12 -16 03:11 ]
  • ブッシュが靴をよけた日のヨルダン。記念ラーメン。
    [ 2008-12 -14 02:11 ]
  • シリアの巨大遊具遊園地。足捻挫。
    [ 2008-12 -13 16:55 ]
  • ヨルダン死海。来週あいのりに出ます。
    [ 2008-12 -08 20:30 ]
  • ヨルダン。コーダホテルとサーメルさん。
    [ 2008-12 -03 22:07 ]
  • アレキサンドリアとナイル川の果て。
    [ 2008-12 -01 21:09 ]
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クリスマスに山へ、海へ。新作撮影。
クリスマス同日。作品の撮影で海に潜り、山へ登った。
潜ったのは世界で一番きれいな海といわれる紅海。シュノーケリングもした。海が透き通り、珊瑚礁いっぱい熱帯魚いっぱいでサンタもびっくり。
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同日の深夜に聖域シナイ山に登る。シナイ山は旧約聖書のモーセが神から十戒を授かったとされる聖なる山。標高2,285 mで気温はマイナス10度くらい。夜11時から登り始め、早朝6時に登頂できたが、死ぬほど寒くてヒゲが凍った。てっぺんで朝日と神のお告げとサンタを待った。

真冬の同日に温暖な海で泳ぎ、厳寒な山に登ったのは生まれて初めて。しかも車で1時間くらいの距離で、同じ日、同じ国でこうも変化するのかとびっくりした。
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-25 14:39 | イベントレポート
パレスチナ自治区でサンタを待つプロジェクト(仮)
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▲ by takuro-kotaka | 2008-12-23 14:04 | イベントレポート
うんこの写真。
現在イスラエルで数日間ビザ発給待ち。ビエンナーレの書類作ったり、アフリカでやったプロジェクトの編集したり、散歩して地中海沿いのカフェでコーヒー飲んだり、イスラエルとエジプトでの新プロジェクトのことでメールやりとり、何人かのアーティストとあったり。。。
それでもまだ暇なんでエチオピアで出会った「ウンコの花」の写真でも載っけときます。固めです。
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▲ by takuro-kotaka | 2008-12-21 16:40 | イベントレポート
オリーブ畑を壊さないで。パレスチナ人自治区。
現在イスラエル。この日はイスラエル人(ユダヤ人)に迫害され、分離壁の中で生活することを余儀なくされているヨルダン川西岸パレスチナ人自治区にいってきた。僕は日本人なのでパスポート見せただけで簡単にはいれたけど、パレスチナ人達はいちいち指紋検査、持ち物検査、色々な質問をされていた。壁の内側は多くのパレスチナ人が生活していた。そして分離壁の内側には様々なパレスチナ人達の想いが綴られた落書きがたくさんあった。

ビリンという別の地域では、パレスチナ人が作ったオリーブ畑を壊してその上に作られた分離フェンスが存在する。先日僕と同じ宿に泊まっていた日本人男性が、そのパレスチナ分離フェンス反対デモに参加し、イスラエル兵がうった催涙弾とゴム弾によって失明するというハプニングがおきた。彼は僕と同い年で、世界一周旅行中だったけど急遽イスラエルから日本に帰国することになってしまった。
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分離壁というのは、イスラエル政府が一方的にパレスチナ人居住区を囲んで入出制限するために築いた壁。2004年7月9日、国際司法裁判所は、イスラエル政府に対してパレスチナ人自治区を囲む壁が国際法に違反するという勧告をしたにもかかわらず、イスラエル軍は未だにこれをどけず。現在はパレスチナ人達への食べ物や医療物資をも制限している。一般のイスラエル人(ユダヤ人)の多くは、パレスチナ人自治区に入る事を許されず、政府からパレスチナ人自治区は危険だと教えられているため、この問題の実情をしらされていないらしい。それでも最近は反対運動に加わるイスラエル人が増えてきている。

旅をする前は遠い国の出来事でしかなかった中東パレスチナ問題。旅の間、僕はなるべく多くのパレスチナ問題に関する本を読んだ。そして中東の人々やイスラエルの人々、第三国の旅行者やジャーナリスト、そしてある活動家から直接それにまつわる話を聞いて少しは現状を把握できてきた。

イスラエルは民主主義国家であると公言しているが、実情はユダヤ人人種主義国家による先住民パレスチナからの人権搾取がおこなわれている。かつて南アフリカでおこなわれていた人種隔離政策、アパルトヘイトと何らかわりない。
今まで国家を持っていなかったユダヤ人が、アメリカとヨーロッパ諸国の力を得て、パレスチナ人の土地と仕事を奪い、パレスチナ人を犯し、虐殺して1948年に建国された国こそが、ユダヤ人国家イスラエル。
第二次世界大戦で自らが勝利したいために、イギリスがアラブ諸国とユダヤ人達にどちらにも良い顔したのが原因。その後はアラブ諸国を支配したいアメリカとヨーロッパ各国、日本によってイスラエルは支援されている。僕は中東パレスチナ問題はアラブ諸国とユダヤ教キリスト教の宗教間戦争だとおもっていたけど、そんな単純な問題でもなかった。

まず、ユダヤ人は旧約聖書の教え「イスラエル人は選ばれた民族、それ以外の民族は凡人なのでいらない。イエスキリストもムハンマドも救世主ではない。救世主はまだあらわれていない」という強烈なナショナリズムを信仰している。しかも彼らは頭がよく、多民族や他宗教に対して容赦がない。手段を選ばない。

そんなんでユダヤ人は昔からヨーロッパの人々に嫌われ、アラブ諸国の人々にも疎まれていた。日本では「ヒトラーに大虐殺されたかわいそうな民族」というイメージが強いが、ヒトラーのイメージが悪すぎるため、なぜユダヤ人が虐殺されたのかという問題に対して「ナチズムによる虐殺」という以外の理由はなかなか取り上げられない。
1948年、中東諸国の政治が揺らいでる隙をつき、アメリカやヨーロッパ諸国の力を借りてユダヤ人達は初めて自分達の国イスラエルを作った。そこにもともといたパレスチナ人達を虐殺し、よりによってキリスト教とイスラム教の大切な聖地を占拠した。そして現在、ユダヤ人は先住民のパレスチナ人が住む居住区に分離壁という壁の中で暮らす事を強制し、パスポートを持つ事を許していない。夜になるとイスラエル兵はパレスチナ人自治区に忍びこみ、子供や女性を夜な夜な襲っている。

壁の内側では、毎週金曜日にパレスチナ人やイスラエル人、外国人によって分離壁反対デモが行われている。最近では外国籍の活動家や旅行者、イスラエル人の活動家、日本の活動家も増えてきた。彼らがそれに参加することで海外マスコミはその問題をとりあげるようになったし、何より外国人がデモに参加するようになったことで、実弾がゴム弾に、催涙弾になってパレスチナ人が被害にあうことがすくなくなった。イスラエル人は国際問題を恐れて外国人を攻撃できない。

「日本人がパレスチナ人自治区のデモに参加し、イスラエル兵にうたれた」日本で茶の間でテレビをみている日本人は「そんな危ないところに行くのが悪い」「馬鹿だ」と非難する人がほとんどだろう。でも日本人が参加することで、パレスチナ人が殺されなくなった。日本人が打たれた事で、日本人はパレスチナ問題を知る事ができた。「そんな危ないところに行くのが悪い」だけでは済まされる問題じゃない。パレスチナ問題は宗教戦争ではなく、人種差別に抵抗する非暴力デモだ。パレスチナ側が行うデモでは暴力行為は行わない。ただ、海外メディアに現状をしってもらうこと、奪われた土地と仕事を返して欲しいという当たり前の要求。それに対するイスラエル軍の暴力。僕もまだやっと現状をかじったくらいの知識しかないけど、もっと色んな人に興味をもってほしいと思った。

そしてイスラエルという自称民主主義国家、現状はユダヤ人人種主義国家を、アメリカ、ヨーロッパ諸国の他、日本という国も支援しているということ。
パレスチナ問題についてもイラク戦争においても、僕ら日本は平和を尊重する国家だから攻撃はしない。でも攻撃する国を援助するという行為は、それは攻撃しているのと何も変わらないという事を考えたい。
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▲ by takuro-kotaka | 2008-12-18 03:07 | イベントレポート
イスラエルの聖地エルサレム。美人金髪ギャル兵士。
現在イスラエルの聖地エルサレムに滞在中。ヨルダンとの国境でイスラエルの美人金髪ギャル兵士から執拗な質問責め。僕は敵国であるスーダンとシリアにも滞在していたので、他の人と比べて入国審査が特に厳しかった。人によっては6時間待ちもしばしば。
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エルサレムは、キリスト教ユダヤ教イスラム教の最大の聖地。ユダヤ教の「嘆きの壁」で皆さんお祈り。ユダヤ人の正装は黒いハットに黒いスーツ、そして坊主頭にくるくるモミあげパーマ。長いひげがポイント。すごいオシャレです。毎週金曜日にはこのもみあげ黒ハットの人がいつもの倍くるらしい。
あと実際にイエスキリストが十字架を背負って歩いたとされる道を辿っていった。途中にキリストが初めてずっこけた場所や彼が説法した場所、処刑された場所、そして彼の墓とされる場所を訪れた。毎週金曜日には大きな十字を背負った信者がこの道を歩くとか。
イスラム国外から訪れてきたキリスト教徒やユダヤ教徒、イスラム教徒は、みんなそれぞれの聖域で泣いていた。やっぱりキリスト教徒やユダヤ教徒、イスラム教徒にとってはここはまぎれも無く聖地で、この地を訪れること自体がとても重要な意味をもっているんだろう。
この時ばかりは自分がキリスト教、ユダヤ教、イスラム教のどの宗教にも属していないことを後悔した。

次はユダヤ人(イスラエル人)に迫害され、分離壁の中で暮らす事を余儀なくされているパレスチナ人自治区を訪れます。
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-16 03:11 | イベントレポート
ブッシュが靴をよけた日のヨルダン。記念ラーメン。
ヨルダンに戻る。ちょうど宿のテレビで、イラクを訪問したブッシュが一人の記者に靴を投げつけられたという報道が流れていた。僕が泊まってた宿の現地人たちはものすごく喜んでいて「ブッシュに靴投げた記念お祝いラーメン」が僕たち旅行者に対して無料で振る舞われた。あいつすげー!でもおしかったなーという事をヨルダン人はしきりに言っていた。ブッシュ、当たり前だけど本当に嫌われてるなー。特にパレスチナ系ヨルダン人は、イスラエルでも迫害うけているので特に嬉しかったみたい。
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犠牲祭の間、シリアでは病院閉まってたので、ヨルダンについてすぐ病院へ。レントゲンとって飲み薬もらう。骨は異常なかったみたいだけど結構腫れてるので3日は歩くなと診断された。
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-14 02:11 | イベントレポート
シリアの巨大遊具遊園地。足捻挫。
現在シリアの首都ダマスカス。町中をあるいてみたけど店しまってるし人あんまりいないなーと思っていたら、イスラム国の5日連続の大型休日「犠牲祭」だった。
シリアでは遊具がでかい。ぶらんこやシーソーといった遊具が3倍くらいの大きさ。そして観覧車も町中に突然ぼーんとある。ちなみに写真の遊具に座っている男性は僕より身長あったので180cm弱くらい。全ての遊具において大人が座っても小人がすわっているように感じる。そんな巨大遊具がたくさんあつまった「巨大遊具遊園地」みたいなものが存在する。遊園地なんだけど、全部自分達で動かさないといけないという究極的にエコな遊園地。入場無料。どのガイドブックにものってないので、行きたい人は現地人に聞きまくりましょう/
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そんな折、僕は右目の痛み、下痢、ちんこの痛みにつづき、階段で足を捻挫(骨ひびかも?)5日くらい経っても痛みはひかず、むしろ悪化傾向。しかも、犠牲祭の間は病院も休み、薬局もほとんど休み。もーどーしょもないので、韓国人宿で韓国人の若者達とお茶したりゲームしたり韓国ドラマみたり。

韓国では今花札が大流行していて、皆やたら強い。日本ではヤクザと老人しかやらないといったらびっくりしてた。「写真」や「新聞」そして「三角関係」といった言葉も日本と韓国は同じらしい。独島、日本でいう竹島のことをどうおもってるのか、とか興味津々だ。
彼らは日本のことを知りたがっていたので僕は色々教えてあげた。日本には岩窟ホテルという一枚岩をひとりの男が掘ってホテルにした建物があること、その横にある「百穴温泉」は、雨が降った翌日は茶色の水で濁りやしの木がはえていて隣が射撃場だから銃声が聞こえる戦場疑似体験ができる温泉であること、ヒーリング音楽が流れ、霧がかった所にヒーリング映像が流れ、ぬるま湯で体が浮いてリラックスできる前衛的温泉「白光温泉」がたまにやっていること、巨大チンコを掲げるチンコ尊敬祭りが日本全国に存在すること、人魚のミイラ、カッパの手がまつられている神社がある事、大阪にあいりん地区という日本最大のホームレス地区が存在していて1泊300円で泊まれる宿がある事、そしてそこにはカマキリさん(釜ヶ崎のイエスキリストの略)という白髪の老人がいること、他には賞味期限偽装したら逮捕されること、記者会見で不敵な笑みを浮かべたらマスコミでたたかれる事、DVDコピーして売ったら逮捕されること、ハサミとか小さいツールナイフでも鞄にいれて外歩いたら捕まる事、自転車を二人乗りしたら捕まる事、大根抱えて自転車のっても警察に怪しまれて止められる事などを教えてあげたらとても喜んで「あなたが日本でガイドやったら依頼殺到するわ」と笑っていた。

僕の中では、シリア=ケンチャナヨ。
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-13 16:55 | イベントレポート
ヨルダン死海。来週あいのりに出ます。
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うそです。あいのりにはでませんが、死海に行ってプカプカしてきました。死海に入ると何でも浮いちゃう。そして夢の死海泥パック。浜辺の泥を体に塗りだくり、シャワーで洗い流すと肌つるっつる。死海最高!

。。と、思ったその翌日、体中に異変の兆し。
まずエチオピアでやられた300カ所ほどの古傷が復活し、ずきずきズキズキ。
そしてちんこがものすっごく痛い。小便をするたびに激痛が走る。
さらに右目。顔は濡れないように気をつけていたのだが、寝て起きると目ヤニで開かない。目を動かすとなんかゴロゴロして痛いし、充血で片目だけ真っ赤っか。youtubeで今週のあいのり(ヨルダン死海編)見た時はこんなこといってなかったのになぁ。
他の旅行者に話をきくと、人によっては乳首が今にもとれるかと思うくらい痛くなったり、肌が痛くなったりするらしい。女性はわからんけど、やはり男性はちんこがいたくなる人が多いとか。小便が唐辛子入りの熱湯のようでちんこがもげそうです。まさに死の海。ありゃー生き物は住めません。
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ヨルダンは良質古着の宝庫で有名だと聞いて、路上の古着マーケットへ。ヨルダンの古着は、ナイロビのようなユニセフの横流し品ではなく、ヨーロッパからはいってくる正規の輸入物。ナイロビと比べるとヨルダンの方が若干高く、量もそこまで多くなかったけど安全に買い物ができる。高いといってもTシャツ30円、フリース150円、アウターが250円くらいなのでやっぱり安い。僕はヨルダンに滞在したこの一週間、ほぼ毎日古着市へ。結局15着ほど購入し日本に郵送。

またまた予定外の移動ですが、中東シリアの首都ダマスカスへ向かいます。
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-08 20:30 | イベントレポート
ヨルダン。コーダホテルとサーメルさん。
現在中東ヨルダンの首都アンマンに滞在中。
アンマンへの船が遅れて到着は早朝4時。宿が全然わからなかったので適当に探す。安宿はどこか?と人に訪ねながら偶然たどりついたのがコーダホテルという宿。後で知ったことだけどコーダというのはイラクで殺害されたバックパッカー香田さんのことみたい。ここのスタッフであるサメールさん、彼は香田さんのためにイラク行きのチケットを手配し、それを今でもとても後悔しているということでできた宿だ。
そう、ヨルダンのアンマンは、イラクで拉致された若者3人と殺害された香田さんが最後に過ごした場所だったのだ。
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香田さんの報道を見た時は、僕も「この時期に行く方が馬鹿なんじゃないか」なんて思ったりもしたけど、ここには彼を直接知っている人、昔から知っている人による香田さんが何を考えてイラクにいたのか、今も実際に働いているサーメルさんが何を思ってチケットを手配したのかが事細かに記してあるノートがある。僕がみた限りでは、彼は少なくとも興味本位だけでいったとは到底思えない。彼なりの正義感や実際にイラクで被害にあっている子供たとを助けたいという当時の意思が伝わってくる。
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スタッフのサーメルさんは中東を旅する人達の間でとても有名。それは香田さんにチケットを手配する前から「中東で最も誠実で最も良い人」として評判だった。僕も実際に彼と接してみて、なんて腰が低く丁寧な人なんだろうと思った。そして、サーメルさんは香田さんが行くのに当初は猛反対していて、イラク行きのチケットもぎりぎりまで手配しなかっという。それでも彼は行くというのでしかたなく手配してしまった。そしてあの事件が起こる。彼は香田さんの事があってからどうも旅行者に対して、特に日本人の旅行者に対して今でも負い目を感じているように感じる。

サーメルさんは、僕が椅子にすわっていると「ネスカフェいる?」といってきてくれる。でも、これは彼の少ない給料からひかれているものなのだ。もちろん僕は遠慮した方がいいに決まっている、と心の中では思っているのだが、やはりお茶が欲しい時もあるので、いる。といってしまう。まーだめな人間だ。でも、宿を離れる前に彼になんかしてあげようとは思う。今日も彼はネスカフェいる?といってくれるだろう。そして僕は遠慮なしに貰うだろう。だっておいしいんだもん。

サーメルさんについては、こちらのサイト「サーメルストーリー」をご参照ください。
http://travel.jeez.jp/travel/samel.html
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-03 22:07 | イベントレポート
アレキサンドリアとナイル川の果て。
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現在地中海が見えるアレキサンドリア。この街は、歴史ある建物が整然としていてかわいい路面電車が走っている。街にいる若者は大体がアレキサンドリア大学の学生さん。みんな頭良さそう。町中には世界最古のアレキサンドリア図書館があって、今でも地元の学生や一般の人に使われている。仙台のせんだいメディアテークもすごいなと思ったけどそれよりさらに大きく、設備が整っている。アレキサンドリアでは、以前から連絡をとっていた幾人かのアーティストとキュレーターと合流。なかなか良い話ができた。ご飯もごちそうになった。
イスラム圏に突入してからは現地人からアメリカとイスラエルの悪口ばっかり聞く気がする。特にイスラエル人の嫌われようは異常だ。現地の人が頑なに嫌っているだけではなく、イスラエルのスタンプが押してあるだけで公式に入国拒否する国がいくつもある。中国やロシア、アメリカですらこんな嫌われていない。

新作の撮影でアレキサンドリアよりさらに北へ、ナイル川と地中海がぶつかる最北のポイント「ナイル川の果て」へ向かう。ここは別に観光地じゃないので、なーんもないし誰もいない。なーんもないんだけど、南アフリカ最南端から陸路でゆっくりと北上してきた僕にとってはとんでもなく美しいというか、絶対に忘れないだろうと思える風景で、とにかくいろんなものが込み上げてきた。

いったんカイロに戻った後、中東ヨルダンの首都アンマンに向かいます。死海いって泥パックしてプカプカ浮いてやろうと思います。
▲ by takuro-kotaka | 2008-12-01 21:09 | イベントレポート
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【小鷹拓郎 Takuro Kotaka】
・東京在住のアーティストです。

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http://kotakasyouten.com
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