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ついにグランドオープンを迎えた青梅の国立奥多摩美術館の開館記念「青梅ゆかりの名宝展」なかなかの大盛況でスタートしました。
展示作品も意味不明に力任せでたまらなく下品なものばかり!!変態芸術家・和田昌宏制作のバブル時代を彷彿させる巨大セットでは、こたか商店でもお馴染みだったラップクッカー村上裕の「人生相談ライブ」が行われ、彫刻家・二藤健人の大胆に邪魔すぎる型結びの奥で、いそいそと謎の祭りの練習に生を出す映像作家・山本篤。 増築された二階にいくと太田遼が作った謎すぎる空間が広がり、警備員・永畑智大が作った超巨大ししおどしから流れ出る滝のような水を見ながら、絶世の美女・河口遥+原田賢幸が店番する地下のおしゃれ喫茶「ビッチカフェ」で一息入れよう。近くにボットン便所があるのですばらしい香りも堪能できる。 そして今回は「不幸なる芸術」展で一緒だった凶悪アーティスト橋本聡さんと共に僕も参加しています。ちなみに今回は妻ともちゃんが大活躍してます。開館を祝って自宅から奥多摩まで人生初のヒッチハイクと野宿に挑戦し、リメイク服ニコニコ山脈の新作直売もあり! 会期:2012年11月10日~12日・17日~19日・23日~25日 時間:12:00-18:00 場所:国立奥多摩美術館 住所:東京都青梅市二俣尾5-157 入場料:500円 http://moao.jp/ 美術館でのパフォーマンスも良かったけど、3番ギャラリーの打ち上げで「俺は本気でやってこんなもんなんだよ」と叫びながら喧嘩する村上くん見て溜まらなくぐっときた。アーティスト特有の世界を救うとか、革命とか、愛とか、政府批判とか、そんなもの全てを超越した村上裕のあまりに不器用で、等身大で、泥にまみれた表現が心に響いた。ポエティックな要素なんて必要ない。どんなアーティストよりも汚くてダサくて格好悪くて格好良い。美術のことはよくわかんないけど、現時点では間違いなく世界で一番可能性を秘めている。
by takuro-kotaka
| 2012-11-12 15:44
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【小鷹拓郎 Takuro Kotaka】 ・東京在住のアーティストです。 【こたか商店&野方座】 ・1Fリサイクルショップで2Fが映画館。住所:東京都中野区野方5-30-5野方文化マーケット。 http://kotakasyouten.com 以前の記事
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